あしたのジョー

発売元 CSKソフトウェアプロダクツ
発売日 1983年7月
ジャンル ADV(?)








アニメにもなった有名な漫画のゲーム化作品です。

88の世界ではADVと紹介されているのですが、

RPG風のコマンド選択方式の対戦スポーツ物ですね。


原作の最終回の続きの話の様です。

白く燃え尽きたジョーはなんと地獄に堕ちたという驚愕の設定です。

あの後死んだのかよとか色々気になる所では有りますが、

地獄で過去の対戦相手と戦う展開です。

普通に再戦するのじゃダメなのかなぁ?







取り敢えず相手に一発当てるか、相手の攻撃を1回防御しないと話になりません。

このゲームなんですが、攻撃を当てると次の攻撃権を得ます。

要するに一度当てれば猛ラッシュも可能なのです。

まぁ、逆に相手の猛ラッシュ受ければあっという間に負けますが・・・。







一人目は力石徹です。

私は減量の為に蛇口にワイヤーを巻き付けたシーンが思い浮かびます。

これのパチスロ打った人は知ってると思いますが、

蛇口の前で絶叫するシーンが嫌と言う程見れます(しかもこのスロ面白くなかったw)。

主人公よりも人気が有った為、実際に葬儀が行われたというのは結構有名です。







相手の攻撃が失敗するとこちらが反撃出来ます。

最初の相手だけあって必殺技とかは無い様です。







体の部位にダメージが蓄積するとダウンとなり勝利です。

こちらのダメージは画面右のジョーに赤丸で表示されます。

今風に例えるとモンハンで部位破壊を何ヶ所か決めると倒せる感じです。

倒すとキーワードが出てきて二人目に行きます。

一度倒せばキーワードで何時でもその相手から始められます。







2人目はハリマオです。

野生児風キャラです。

私の中では勝手にストUのブランカとキャラが被っていますw

初代ストUのブランカのみが使える近距離立ち強パンチ(空中で二回殴るパンチ)

の様な必殺技を持っています。

あの技カッコ良かったけど対空技の立ち強パンチが出にくくなるから取られたんでしょうね。残念。







丈の前にいきなり5重丸の楕円が現れました。

異世界の入り口?巨大な的?

違います。ハリマオの必殺パンチです。

回転しながらアッパーを二回繰り出すという表現が

当時難しかったのは分かります。

線画のみで色が付いて無いのもまぁ良いでしょう。

しかし、これはもうちょっと何とかならなかったのだろうか…。



コマンド式バトルで部位破壊を狙うというコンセプトや

ラッシュ可能なシステム等

試みとしては面白いのですが、

やはりCGはしょぼいですし、ボリュームがかなり少ないです。

原作のプロ時代の対戦相手が全部出るとかなら

もう少し良かった気がします。


総合評価 55点

エンディングは



↓↓↓




























ラストバトル







ラスボスのホセ・メンドーサです。

と言うか三人目です。

そうです。このゲームは三人しか戦えません。


両肩を押さえつける必殺技を使ってきます。

原作で近距離で打たせる事で打たれ強く見せるアピールが有りますが、

この技はそれでしょう。ダメージは受けますが3回迄攻撃が可能になります。







ホセのアッパーをかわしたぞ!







丈の攻撃をホセがブロック!







最後はクロスカウンターでKO!

丈の勝ちだ!

やったー!

(※実際こんなにあっさり勝てません。相当しぶといです。)



エンディング








おしまい♪


この『完』って言う字がカッコいいのですが、

他のCSKのゲームに使い回してます(※卍です。温泉みみず芸者とかのはもう少ししょぼい)。

しかし、パチスロのあしたのジョー人気無かったな。

北斗の拳のパチスロが世界一売れたのでそれの後釜狙ったそうなのですが…。


さて、次は何のゲームをやろうかな?


(2022/05/08)
by MAD




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