プロンティス

| 発売元 | ビクター音楽産業 |
| 発売日 | 1991年2月 |
| ジャンル | ADV |


ビクター音楽産業の宇宙がメインの舞台のADVゲームです。
レーサーでありダーツの名手である拓弥が主人公です。
宇宙から投棄されたコンテナから現れた謎の生物プロンティスが
物語の発端になっています。
宿主に寄生して襲い掛かる恐ろしい生態を持ち、
中には思考や性格等も反映し完全に擬態する物も居ます。
いやぁ、これは怖いですね。
明らかにモンスターならただぶっ倒せば良いんですが、
寄生しているので半ば人質みたいなもんですからねぇ。
完全に掌握しないと攻撃出来ない緊張感が良いです。


客船から話は始まり、プロンティスへの対策として
地球防衛軍から兵士達が派遣されます。
そして宇宙へと隔離されます。
概ねの話はジーザスUと大体同じですw


作中ではこの様に集団で会話するシーンが多かったです。
プロンティスを監視する為に大人数で行動した方が良いという前提も有りますが、
和やかなシーンを挟む事により襲撃シーンがより強調されますからね。
ただ不幸にするよりは、一度上げてから奈落に突き落とす方が絶望感も増すと言うものです。
フフフフフフフ。
※私は昔から疲れた時はなんか邪悪な事を考える傾向が有ります。


それではツイッターでは見せられなかったえっちなシーンでもw
ニュースキャスターのオーロアが主人公を誘惑するシーンです。
上手く選択肢を選べば半裸の彼女が拝めます。
この後邪魔が入るのでこの続きは出来ませんでした。
ちぇっw


えっちなシーンその2へ行きます。
終盤に視聴者参加型番組と言うイベントが有りまして、
上手く答えていくとムフフなシーンが見れます。
AIドールの機嫌が良いと全部見せてくれます。
まぁ、大変な事件に巻き込まれているのに何やってんだという気持ちにはなりましたw


最初塩対応のヒロインのエルサですが、
終盤眼鏡を取るとデレます。
前半のツンモードは何だったんだって位です。
まぁ、ヒロインかどうかなんてパッケ見ればもろバレなんですが・・・。
誰に寄生しているか分からないという敵の為に
疑心暗鬼の状態が続くのはミステリーっぽくて良いと思いました。
総評としましては概ねジーザスUですね。
なんか途中でスタッフが抜けてこれを制作したらしいです。
事情を踏まえると一応これが正史って事になるんでしょうかね?
でも結果としてはあまり振るわなかったようです。
ジーザスUもマイナーですが、これはもっとマイナーな存在になりましたからねぇ…。
| 総合評価 | 70点 |


おしまい♪
ややマイナーなゲームだとは思いますが、中々面白かったです。
これとジーザスUの比較企画を近日中にやる予定です。
まぁ、そのネタフリの為に両方レビューしましたんでw
さて、次は何のゲームをやろうかな?
(2021/04/10)
by MAD
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